2020年1月25日、NoCoders Meetup#1 を開催いたしました。
NoCodeとは、「コードを書かずにアプリやサービスが作れる」という潮流を指すザックリワードです。
(LessCode / LowCodeなどとも言います)
登壇者の方からは、「Visual Programming(ビジュアル・プログラミング)」という言葉も出てきました。
要は、「ドラッグ&ドロップでサービスが作れちゃう!」「レゴブロックみたいに組み合わせでアプリを作る!」みたいに表現するとわかりやすいでしょうか?
第一部で登壇していただいたい shinji さんの記事が、日本においてNoCode関連で最初に目にした方も多いかと思います。
NoCodeの潮流には、以下の2つの意味があると考えています。
①クリエイティブのコストが下がる
⇒ブルーオーシャンへの挑戦が可能に
②個人またはチームで多様なプロジェクトに関われる
⇒サービスオーナーシップの民主化へ
会場には、NoCodeのイノベーターの方や、興味関心が強い方など、様々な方が40〜50名程度集まりました。
意外にも、「エンジニア50%」「非エンジニア50%」くらいの比率でした。
NoCodeツールを使ったことが「ある」「ない」の比率も50%・50%くらいでした。
職種もバラバラで、エンジニア/ アーティスト/ 地方創生/ シングルマザー/ メディア/ BizDev/ マーケッター等、様々でした。
NoCodeが変えるターゲット・セグメントとして面白そうだと思ったのは、「活発な女性」「意欲的な高齢者」などが、NoCodeを駆使して彼らのコミュニティやネットワークに貢献する、という可能性です。
エンジニアは技術力や高い品質が納品において当たり前になっているため、現時点でのNoCodeに限界を感じてしまう(B向けの納品物のイメージ強い ⇒品質・高機能ならプログラム書いた方が早い等)場合が多いとのことでしたが、女性や高齢者は、プログラム言語を学ばなくても生活やコミュニティに役立つサービス・アプリが作れることに自信・誇り(C寄り/身近な社会貢献 ⇒品質より実用性・熱量貢献)を感じられるのではないか?という仮説です。
これには、一考・実証の可能性を感じました。
いずれにせよ、これからWeb2.0やWeb3.0の領域も、組み合わせでサービスが作れるようになっていく流れのため、数年後に見据えて「ポジティブな可能性」が持てる方々で、ギルド的に模索していくのが良さそうだと思いました。(⇒NoCoders JAPANが立ち上がりました)
会場の方々には、後日ですが以下のアンケートをお送りしております。
会場にいらっしゃらなかった方でも、NoCodeに関するご意見などがある方は、以下のアンケートにお答えいただけたらと思います。
NoCoders JAPANギルドについてのアンケート・ご意見
なお、イベントSDGs枠にて、今回は3000円が集まりましたので、効果的利他主義(透明性のあるソーシャルグッド活動・効果が数値的に実証されているソーシャルグッド活動)に基づく寄付を行います。
具体的には、Give Wellという効果的利他主義に基づくソーシャルグッド・リサーチ団体を介して寄付を行います。
詳しくは、以下のページをご参照ください。